レストラン 「シェリール」
オープン後建築誌・商業誌・TVなど各種メディアに

とりあげられる

 

所 在 地    松江市布志名

建 築 主    個人

施    工    間工務店

延床面積     248㎡

規模・構造   RC造3階建

竣    工    1985年 

 

 国道9号線沿い、宍道湖に面した湖岸のレストラン。敷地は三角形、全体に道路なりに山形の勾配がつくうえに宍道湖に段状に下がっていくという、設計にするには複雑な土地であった。しかし、ここから見る宍道湖の夕陽と、湖面に映える松江の夜景は非常に美しい。
 内部は地形に合わせ下がる3層にした。湖面上にせり出したテラスの床仕上げを室内と同じタイル貼りとし、イスやテーブルをセットすれば、あたかも船のデッキにいるかのような気分で食事ができる。テラスや室内で食事をする人の姿が、1階ホールから下方にほどよい距離で湖を背景に美しく見えるよう、検討を重ね設計した。また、国道からの騒音を遮断する目的と、前面に広がる湖に視界を限定するため、国道側の開口部は半透明のガラスブロックを採用したが、思った以上の効果があった。オープン後、1年間で64席の店に15万人を超える来客があったというが、数年前に高速道路バイパスと9号線拡張に伴い解体されてしまったのが非常に残念である。