末次公園レストルーム
 第1回しまね建築文化賞

 

 

 

所 在 地    松江市

建 築 主    松江市

施    工    一畑工業

延床面積     50㎡

規模・構造   木造平屋建

竣    工    2001年 

 

 

 松江市役所に隣接する「末次公園」の一画に建つレストルーム。

城下町松江のイメージをデザインモチーフとし、「和」を感じさせる形態にまとめた。

 

 

外観はやや濃い目の銀黒塗装の板壁と、白壁や紙障子に見立てた白いガラスブロック。

 

 

その対比を強調するために、屋根はどっしりとした黒瓦屋根ではなく、薄く軽やかな仕上げにしている。日常的には、若い母親や幼児をはじめ、市民の憩いの場であることを意識し、存在感が出すぎないよう配慮した。また、防犯上の配慮と清潔感を重要視すべきと考え、プライバシーを損なうことなく安全性が保たれ、同時に室内が明るく広々と感じるよう工夫した。壁面に白いガラスブロックを採用することで、昼夜問わず内部の人の気配が、外にいても微かに感じることができる造りになった。また日中は柔らかな外光を室内いっぱいに取り込むことができ、夜間はこのレストルーム自体が公園の大きな「行灯」になるという効果ももっている。