安来市内14カ所の山林から木を切り出し、地元の大工さんが大勢参加して建設した木造の学校です。強度や部材寸法の関係で一部鉄骨や米松が使われていますが、ほとんどが地元の木材を使用。木造校舎のイメージを損なわないように各所工夫をしています。森林組合、木材協会、建築組合の大工さんたちとも何度も協議を重ね、設計者と地元が一丸となって完成しました。木のぬくもりと地元の人々の愛情がたくさんつまった学校です。